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中村哲医師を偲ぶ

「中村哲医師を偲ぶ」

2019年12月8日

パキスタン,アフガニスタンで35年に亘って医療活動、灌漑事業などに献身し現地の人たちから慕われ、尊敬されていた中村哲医師が何者かに銃撃されて、12月4日天に召されました。キリスト者である中村医師は1984年に日本キリスト教海外医療協力会(JOCS)からパキスタン、ペシャワールのミッション病院に派遣され医療活動に従事されました。その後、活動拠点をアフガニスタンに移し、東部や山岳地帯の無医村に次々に診療所を作っていかれました。しかし病気の背景には劣悪な衛生環境と慢性の食糧不足があることを知り、飲料水・灌漑用井戸事業を起こし、更に大掛かりな水利事業によって1万6500ヘクタールの畑をよみがえらせました。中村医師は言っています、「我々の歩みが人々と共にある「氷河の流れ」であることを願っている。その歩みはのろいが、巨大な 山々を削り降ろしてゆく膨大なエネルギーの塊である。我々はあらゆる立場を超えて存在する人間の良心を集めて氷河となし、騒々しく現れては消えるこの世の小川を尻目に、確実に困難を打ち砕き、かつ何かを築いてゆく者でありたいと心底願っている。」私たちも氷河の中の一粒の氷(良心)となっていきたいと願わされます。