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言葉の力

「言葉の力」

2017年11月12日

ある調査によると、一般の家庭において子どもは肯定的な言葉を一つかけられるのに対し、十の否定的な言葉をかけられるそうです。学校では一つのほめ言葉に対して、七つの否定的な言葉を聞くということです。また一つの否定的な言葉による精神的なダメージを打ち消すために、四つの肯定的な言葉が必要だそうです。使徒パウロは、悪い言葉を抑え、聞く人に恵みを与え、その人を造り上げるのに役立つ言葉を語るように勧めています(エフェソ4:29)。恵みを与える言葉とは、人を励まし、力づけ、慰める言葉だと思います。逆に悪い言葉とは人を傷つけ、気力を失わせるような言葉でしょう。主イエスは「人の口からは、心にあふれていることが出て来る」と言われました(マタイ12:34)。主イエスが言われたように、心が善いもので満たされるなら、善い言葉が語れるようになります。心に愛を宿している人は愛の言葉を語り、心の中で憎しみや恨みを抱いている人は破壊的な言葉を口にします。今日私たちの口から出た言葉の何パーセントが善い言葉で、何パーセントが破壊的な言葉だったでしょうか。それで私たちの心の状態が分かります。(W.ウッド著「100のミニメッセージ」より)