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まことの愛とは

「まことの愛とは」

2018年11月11日

ポーランドのヴァーサ公爵と夫人カタリーナの愛は、今でも人々に語り継がれています。ヴァーサ公爵は反逆罪の寃罪を被って終身刑を宣告されます。するとカタリーナは「私も夫と一緒に服役させてください」と王に嘆願しました。驚いてその訳を尋ねる王に、夫人は「私たちは結婚式の時、死別するまで一緒にいると約束しました。ですから私も夫と一緒に監獄に入れてください」と答え、夫と同じ監獄で服役しました。そして17年後に即位した新しい王が、その愛に感動し二人は釈放されました。出エジプト記21章にはヘブライ人の奴隷は6年間主人に仕えれば、7年目には自由になれると定められています。しかし、もし奴隷がその後も、自由になることをよりも引き続き主人に仕えることを望むならば、彼は生涯主人に仕えることができると書かれています。奴隷がそう望むということは、きっとその主人が誠実で慈しみ深い人であるからだと思います。私たちの主なる神様は、そのような愛と慈しみに満ちたお方です。その主の愛を受けた者は、どんな試練や患難があっても主から離れることができないのです。ヴァーサ公爵の夫人カタリーナのように生涯主と共に歩む者とされるのです。

「自立と依存」

2018年11月9日

4年前の秋にアレセイア湘南高校3年生の修養会に招かれ、二度の講演をしました。講演の後、クラス別のディスカッションにも参加しました。そこでのテーマは「自立」でした。経済的自立と精神的自立について、或いは、自立のための自律について、卒業を間近に控えた3年生が、熱心に話し合っていました。そこで私から一つ質問をしました。「物事の意味は、反対概念と比較すると、明確になる。それでは、自立の反対語は何だろうか」。なかなか答えが出てこなかったので、私の考えを述べました。「自立」の反対語は、「依存」ではないだろうか。でも、人間は何かに依存して生きざるを得ないものである。家族?友達?学校?仕事?お金?だから何に依存して生きているかが大切。薬物とかアルコール等、変なものに依存すると人生はめちゃくちゃになる。確かなものに、しっかりと繋がって依存していることが大切。それが真の自立であり、真の自由だと思う。そのようなことを話しました。そして、その確かなものこそが、聖書が語っている神様であることを、暗に示しました。秋が深まると、あの修養会のことを思い出します。果たして、彼らの内の何人が、分かってくれただろうか。