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シモーヌ・ヴェイユの言葉(1)

「シモーヌ・ヴェイユの言葉(1)」

2018年1月21日

梅田百合子姉のお父様は、東京・世田谷区の桜新町で開業されていたお医者様でしたが、戦争中は軍医でいらしたそうです。そのことをお聞きして、フランスの哲学者シモーヌ・ヴェイユの父も軍医であったことを想い起しました。シモーヌ・ヴェイユは1943年に、34歳という若さでほとんど無名のままに召天しました。しかし死後、残されたノートの一部が出版されるとたちまちベストセラーになりました。シモーヌ・ヴェイユの言葉をいくつか紹介します。『あるものが存在することを愛し、そこに自分の手を下そうとしないこと、これが愛である。このように神はわれわれを愛する。さもなければわれわれは瞬時にして存在しなくなるだろう。/「愛することを愛した」。この境地にとどまるならば、神を見いだしたのである。/キリストのために隣人を助けるのではなく、キリストを通じて隣人を助けなくてはならぬ。わたしたちのたましいや肉体が仲介者となり、それを通じてキリストが隣人を救ってくださるようにと、「わたし」は消えてゆかねばならない。/キリストは御父のために苦しまれたのではない。かれは御父の意志によって人間たちのために苦しまれたのである。