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楽しみもあるクリスマス

「楽しみもあるクリスマス」

2018年12月23日

組織神学者であった佐藤敏夫先生は20代の頃、戦争で南方に派遣され、厳しい軍事訓練で心身ともに疲れ果てていました。その厳しい訓練の中で、ふと「あぁ、明日はもうクリスマスだ」と思い出しました。彼はルカによる福音書2章の御言葉を想い起こしながらクリスマスの讃美歌を一人で口ずさみました。その時、戦争の苦悩や悲しみで心が塞がれていたのに、不思議な喜びが起こってきました。戦場で体験した言葉に言い尽くせない平安と喜びでした。戦後、牧師となった佐藤先生は、教会でクリスマス礼拝と共に祝会も守るようになりました。しかし楽しいクリスマスにはなかなか馴染めなかったそうです。本当のクリスマスはこのように浮かれたものではない。罪と死に支配されている人間の存在そのものを、最も深いところで支える深い喜びである筈だと思っていたそうです。でも楽しそうにしている子供たちや教会員の姿を見ているうちに、段々と思いが変わっていきました。そして「楽しみさえもある喜びのクリスマス」、それで良いのだと思うようになったそうです。私たちはクリスマスの喜びを素直に楽しむことを許されているのです。主イエスの愛はそれほどに広くて豊かなのです。