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栄えの主イエスのー讃美歌297番

「栄えの主イエスのー讃美歌297番」

2019年4月7日

今朝の礼拝で歌う讃美歌21の297番「栄えの主イエスの」は、イギリス讃美歌の父と呼ばれているアイザック・ウォッツの作詞です。(次の298番「ああ主は誰がため」も彼の作詞です。)彼はイギリスで牧師となり12年間牧会しましたが病弱のために隠退し、後は36年間文筆活動を続け優れた讃美歌600編余りを作りました。297番の歌詞は、アイザック・ウォッツが教会の音楽に何かが欠けていると感じていた時に、父親に促されて挑戦して作った詩と言われています。「主よ、キリストの死の他に何かを誇ることが無いように、私を魅了しようとする虚しいものすべてをささげます」と歌っているこの詩は、ガラテヤの信徒への手紙6章14節「わたしたちの主イエス・キリストの十字架のほかに、誇るものが決してあってはなりません」の見事なパラフレーズとなっています。19世紀のイギリスの文芸評論家マシュー・アーノルドは、この詞は「英語の讃美歌のうち最も美しいもの」と賞賛しています。作曲はアメリカのローウェル・メーソンです。この旋律は日本でもプロテスタント宣教の初期からよく歌われ、また唱歌の旋律としても用いられており、1881年の「小学唱歌」の初版で既に収録されています。