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丘の上の主の十字架ー讃美歌303番

「丘の上の主の十字架ー讃美歌303番」

2019年4月14日

19世紀後半のアメリカにチャールズ・フィニーや大衆伝道者D.L.ムーディーなどによる信仰復興運動(リバイバル)が起きました。その時、広く歌われたのはゴスペル・ソングでした。その中でもアメリカにおいて、今もなお広く愛唱されているのが、今朝の礼拝で歌う讃美歌21の303番「丘の上の主の十字架」です。1960年にクリスチャン・ヘラルド誌が全米で愛唱讃美歌の調査をしたところ、この讃美歌が第一位で、第二位は「慈しみ深い友なるイエスは」でした。また、かつてオハイオ州のコロンバスのラジオ局が宗教音楽に限定せずに好きな曲の募集をしたところ、この讃美歌が第一位で、その得票数は他の全ての曲の得票数の合計をも上回るという圧倒的な人気を博しました。その人気と魅力のためにアメリカでは「奇跡の讃美歌」と呼ばれています。この曲を作詞・作曲したジョージ・ベナードは、炭鉱夫の息子として生まれ、16歳の時に落盤事故で父を失い、母と4人の姉妹を養いました。この苦労が彼の信仰に磨きをかけたと言われています。彼は24歳で救世軍に加わり、その後メソジスト教会の牧師となりました。アメリやカナダを広く伝道し生涯に300以上のゴスペル・ソングを作ったのです。