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しつこい祈り

「しつこい祈り」

2019年6月9日

5日の祈祷会で、しつように祈ることを教えられました。それに関連する小噺から:息子は不熱心だったが、老母は熱心な信者であった。ただ文字が読めず祈りの本でお祈りすることが出来なかった。「ちっとも構いませんよ、おばあちゃん。イエス様、マリア様、ヨセフ様と言うだけでも結構ですよ」と神父さんが言ってくれたので、それを守って「イエス様、マリア様、ヨセフ様」と祈り続けていた。大切な願いをする時には一晩中繰り返していた。息子はうるさがったが老母は構わず祈っていた。そこで息子は用事があるような振りをして「お母さん、お母さん」としつこく呼んだ。母親は、始めは返事もしなかったが、あまりうるさいので「お黙り!今お祈りしているところじゃないか。いったいなんだってしつこく私を呼ぶんだね」と言った。息子はここぞとばかり力を入れて言った。「ぼくが2、3回呼んだだけでうるさがったじゃないか。神様だってあんまりしつこく呼ばれたら、きっとうるさがるよ。いい加減にしなきゃ。」老母も負けてはいなかった。「そうだろうね。でも私だってお前がしつこいから祈りをやめてお前のことを聞いたよ。」(参考聖句:ルカによる福音書11:5~13)