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建築現場の足場

「建築現場の足場」

2019年6月16日

先週の聖日礼拝後、新会堂建築の起工式が行われました。いよいよ建築が始まります。先ず土台が据えられ足場が組まれます。足場について中国奥地伝道に生涯をささげたハドソン・テイラーの言葉があります。「私たち宣教師は家を建てるために必要な足場です。建築が進めば足場は消え去っていくものです」。ハドソン・テイラーの言うように、足場は消え去っていきます。いえ、消え去らねばいけないのです。建築が終了し会堂を主にお献げした後は、足場の存在すらも忘れ去られなければなりません。私たちの奉仕も同じです。私たちは新会堂建築のために出来る限りの奉仕をします。しかし私たちの奉仕は、主の恵みに比べれば取るに足らないものです。その奉仕をいつまでも覚えていてはいけないのです。いつまでもその思いを握り締めていてはいけないのです。建築が進んで行く中で足場の存在は忘れ去られていき、ただ主の恵みと栄光のみが輝かなければならないのです。ハドソン・テイラーはこうも言っています。「イエスを高く、高く、高く掲げよう。御言葉に深く、深く、深く根を下ろそう。」御言葉に堅く立った会堂を建て上げるために、ただ主にのみ栄光を帰していきましょう。