MENU

オリンピックで示された神の愛

「オリンピックで示された神の愛」

2019年10月6日

オリンピックで活躍したクリスチャン選手としては、金メダルの最有力候補であったのに、聖日礼拝と重なるので100メートル競争を棄権した英国のエリック・リデルが有名ですが、もう一人います。ジェシー・オーエンスは1936年のベルリンオリンピックの数少ない米国黒人選手の一人で、憎しみを煽るナチスと指導者ヒトラーの前で4つの金メダルを獲得しました。彼は両親の強い信仰に影響された勇敢なキリスト者でした。親しくなったドイツのルッツ・ロング選手は、ナチスの世論操作の中で、オーエンスの信仰から来る何げない行為に衝撃を受けたと言います。後に手紙にこう綴っています。「君と最初に話したのはベルリンだったね。君が地面にひざまずいた時、祈っていると分かったよ。…今、僕は、神を信じてもいいかなと思っている。」オーエンスの姿は、「悪を憎み、兄弟愛をもって心から互いに愛し合い」(ロマ書12:9-10)というパウロの命令に、キリスト者がどのように応じられるかを示しています。彼は、自分を取り囲む悪に憎悪をむき出しにすることもできましたが、信仰による愛を示す道を選びました。彼の愛を受けた人は友人となり、やがて神を信じてもよいと思ったのです。