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静かな、小さな愛の声

「静かな、小さな愛の声」

2019年12月15日

ヘンリ・ナウエンの著書よりの引用です。「多くの声が私たちの注意を促します。『お前がよい人間だということを証明しろ』と言う声があります。別の声は『恥ずかしいと思え』とささやきます。また『誰もお前のことなんか本当には気にかけちゃいない』という声もあれば、『成功して、有名になって権力を手に入れろ』と言う声もあります。けれども、これらの非常にやかましい声の陰で、静かな、小さな声がこうささやいています。『あなたは私の愛する者、私の心にかなう者』と。それは、私たちが最も聞くことを必要としている声です。しかしその声を聞くには、特別な努力を要します。孤独、沈黙、そして聞こうとする強い決意を必要とします。それが祈りです。それは、私たちを『私の愛する者』と呼んでいる声に耳を傾けることです。」ヘンリが言っている「静かな、小さな声」。それは預言者エリヤが、迫害を逃れて荒れ野を歩き続け、疲れ切って神の山ホレブに着いた時に聞いた「静かにささやく声」と同じです。英語の聖書は「the thin voice of silence」「沈黙の細き声」と訳しています。たとえ僅かな時間であっても、日々祈りを通して語られる「沈黙の細き御声」に耳を傾けたいと思います。