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主は私の羊飼い

「主は私の羊飼い」

2019年12月29日

百年程前、二人の牧師がウェールズを旅していた時一人の羊飼いの少年に出会いました。彼らはこの少年に詩編23編1節の御言葉を教えました。「主 は 私の 羊飼い、Lord is my shepherd」。少年は字が読めないので4本の指を使って教えました。一年後に二人は再びこの地を訪ね、ある民家に立ち寄りました。すると一年前に会った少年の写真が飾ってありました。この家の婦人が言いました。「これは、私の息子の写真です。息子は昨年の冬に山で吹雪に遭って死にました。でも不思議なことに、右手で左手の薬指をしっかりと握ったまま死んでいたのです。」二人は深い感動に覆われました。なぜなら4本の指をもって御言葉を教えた時にこう言ったからです。「主 は 私の 羊飼い」。この、「私の」が大切ですよ。だから「私の(my)」を表す薬指を、いつもしっかりと握り締めて忘れないようにしなさい。この少年は薬指を握り締めつつ天国に行ったのです。中国奥地伝道の開拓者ハドソン・テイラーは言っています。「主は私の羊飼いである。日曜日も、月曜日も、1週間のすべての日を通して、主はそうである!1月もそうである。12月もそうである。1年中のすべての月を通して、主はそうである。」