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隠された恵みを見い出すチャンス

「隠された恵みを見い出すチャンス」

2020年3月29日

新型コロナウイルス対策のため、礼拝以外の集会を開くことができなくなりました。聖書講読・祈祷会を持つことができないのは大きな痛み・悲しみです。そして毎週当然のように祈祷会ができたことが、決して当たり前のことではなく、大きな恵みであったことを知らされました。一つの扉が閉じると必ず別の扉が開かれます。閉ざされた扉の前で佇んでいるより、気づいていない別の扉はどこなのかを探したいと思います。パウロは伝道のために訪れた地で、まずユダヤ人の会堂に行って伝道しました。しかしユダヤ人から追放されると、今度は異邦人に向かって福音を伝えました。異邦人も福音を拒んで彼を投獄したときには、獄中で福音を述べ伝えました。語るべき相手がいないときには、各地の教会や同労者を励ます手紙を書きました。いつでも、どこにいても、やるべきことを示されて、それを実行していったのです。教会に来ることができなくなった時には、それぞれが置かれた場所で、聖書の御言葉と静かに向き合い、祈りをささげて、家庭礼拝やディボーションの時を、今まで以上に大切に守って頂きたいと思います。今まで気づかなかった恵みを見出すチャンスとなるかもしれません。