大晦日の今日も、工事は続けられていました。主に2階オルガン前の木造フェンスと電気配線工事を午後の遅い時間まで行っていました。建築士の三村さんも今年最後の工事の確認をされていました。

写真下は2階オルガン前の扇状の木製フェンスの設置が終わったところです。今日のところはボンド接着直後でした。

木製フェンスは2階に上がったところの階段にも設置されています。単なる柵フェンスではなく堀が加えられた柱が据えられていました。塗装は今後行われます。(写真下)

電気工事では、礼拝堂の天井埋め込みライト、十字架を照らライト、説教台などの照明も確認できました(写真下右)。LED照明は10年の保証がありますが、10年後には電球交換の足場工事をする必要があるとのことです。写真下左の外壁は電話線、ネットケーブルの取り入れ口となります。室内ではLANケーブルを3箇所に繋げる配線が行われていました。電話及びインターネット移設工事は2月3日に行います。

雲一つ無い空のもと白い十字架が綺麗でした。今年最後の写真です。来年もよろしくお願いします。

白い天井ボードが付き、一部照明も設置されていました。当初の柱、梁が組まれていただけの段階よりも、それぞれの部屋の工事がすすむにつれて部屋の広さを感じます。礼拝堂に椅子が入って漆喰壁ができあがると今以上に広がりでることでしょう。多目的ホールには調理場が隣接していることから、今後様々な集会が可能です。使い勝手が良さそうです。

写真下左は白い天井ボードが張られているところ。一部には組み込みの照明も設置されています。写真下右は入口の礼拝堂との間の下壁です。外のコンクリートの玄関から自動ドアを含む玄関内部も思いのほか広く感じます。

現在安全の為板が張られていますが、写真下左は玄関の吹き抜けです。2階の窓からの陽が入り、1階フロアーへのあかり取りとなります。写真下右は階段下の物置、奥行きもあり玄関収納に役立ちそうです。写真には見えませんが、すでにエレベーター本体が格納されているとのことです。

写真下左は多目的ホールです。調理場が隣接しています。3月上旬に長机14台、椅子80脚が搬入される予定です。

写真下左は2階事務室本棚です。壁に作り付けの棚で多くの本、資料が置けます。写真下右は2階牧師室の同じく壁に作り付けの本棚です。

 

24日のクリスマスイブ賛美礼拝が終わりました。新会堂外装は一昨日、足場が全て取りのけられていて美しい姿を見せていました。一方、室内に入ると内装工事の真っ最中で接着剤のシンナーの匂いでいっぱいでした。何れにせよ内装が終わるのにはまだだいぶ時間が必要な様子です。従来使用の説教台が50cmほどの厚みがあり工事中の説教台の場所で大丈夫なのか柏先生と計測してみました。出来上がるまで何かと心配です。生まれてくる子供のベビーカーのサイズを測っている男親の感覚でした。

写真下左は入口上部のデザインです。三角のガラス窓の部屋は書庫です。ガラスには昨日もキャロリングでお世話になったコンビニローソンが映っています。所属は違いますが、「恵泉教会の冷蔵庫」と言っても過言ではありません。写真下左は東側の全景です。柏先生によると朝陽があたると光ってとても美しいとのことです。

写真下左は南側面と西側面となります。扉は調理場からの出入り口です。写真下右は西側面です。

写真下左は北側となります。現在、旧会堂と隣合わせですが今後外構工事がすすむと北側の駐車場、公道から見える部分となります。写真下右は今後新会堂のシンボルデザインとなる部分です。白い十字架は現在電源とつながっていませんがLEDライトで夜も地域に輝きます。

 

「クリスマスおめでとうございます!」ロウソクに4本灯りがともりました。現在の礼拝堂で行われる最後のクリスマス礼拝がもたれました。建築への移行期間で座席数が少なくなっているところでしたが、座席は満杯、感謝でした。キッズチャーチの子供達、日頃礼拝になかなか出席できない方々も含め、今日は全員で記念撮影を行いました。

午後は楽しい祝会がもたれ、転入会の永原兄のお祝いもありました。キッズの子ども達のかわいらしい映像によるお話し、ハンドベル演奏で歌うなど、短い時間でしたが良き交わりができました。

祝会の最後は、「新会堂ができることへの感謝と、教会が新しい革袋にふさわしい葡萄酒になれますように・・・」と柏先生のお祈りがありました。

会堂建築の新たな情報としては、雨水の排水処理として外壁の東西南北に屋根から雨どいが設置されていました。今まで雨漏りに苦労しましたからこれなら安心です。

 

外壁の工事が落ち着き、現在内装工事がすすめられています。礼拝堂、多目的ホール、小礼拝堂と徐々に部屋らしくなってきました。腰板壁が礼拝堂と入口の壁に建てつけられていました。腰板壁の上部は漆喰が塗られる予定です。

写真下が腰板壁です。礼拝堂入り口や礼拝堂の壁はこの様式になります。

礼拝堂の説教台の上部の模様です。(写真下)頭上の壁がプロジェクター映写専用の壁となります。プロジェクター本体は反対側の入口天井に設置されます。

礼拝堂西側後部に母子室が設置されます。小規模ですが安心して乳幼児と礼拝に出席できます。写真下右は現在工事中の男女トイレ、みんなのトイレです。

二階席、パイプオルガンの演奏席に木製フェンスが設置されていました。大人の胸元までの高さがあり、足をかけてあがることはできません。十分安全性が考えられた設計です。写真下右は、小礼拝堂です。静かに礼拝が守れます。

写真下は、まだ内装工事が充分でありませんが、牧師室と集会室となっています。

写真下は北側にある収納室。ガラス張りで箱根彫刻の森にありそうな部屋でした。個人的にはここに椅子を置いてバックにステレオ、コーヒーをゆっくり飲みたいですね。

 

アドベントにはいり、今日の礼拝で3本のロウソクに灯りがともりました。「キリスト教の知識があっても、十字架のイエス様の贖いの思いが無ければ何の意味もありません」クリスマスを待ち望む時、あらためて柏先生からのメッセージでした。新会堂建築中の頭上には「白い十字架」が掲げられていました。まだ、足場の囲いがありますがはじめて十字架が設置されています。感謝です。

写真下左は新しく掲げられた十字架です。予定ではLEDで灯りがつきます。写真下左は現在の礼拝堂入り口です。

アドベントにはいり、2本のロウソクに灯りがともりました。新会堂の外壁のタイルが全て貼られました。押してみるとガッチリ貼られた壁が確認できます。十字架の設置以外の外壁に関してはおおむね終了した様子です。細長いタイルの30cm巾のパネルが隙間なく貼り付けられました。オルガンの設置は終わり、ライル社Henk(ハンク)さんは3月以降予定されている会堂献堂式出席を楽しみにしておられるとのお話しです。これからは礼拝堂をはじめとする、多目的ホール、牧師室、エレベーター、調理室、トイレの設置など細かな内装工事が行われれます。

オルガン移設にお借りしたライル社のパイプオルガン専用工具は、後日、再び恵泉女学園大学へ返却します。日本ではとても珍しいパイプオルガンの分解と移設を目の当たりにすることができました。無事工事が終了したこと、本当に感謝です。プロテスタントキリスト教会における音楽を担うパイプオルガンがどのように福音伝道に持ち入れられるか課題もあることも実感します。恵泉教会のこの賜物が多くの方々への福音伝道に役立てられることを祈ります。設置にあたって恵泉女学園大学オルガニスト関本先生に大変お世話になりました。ありがとうございました。

 

2日にライル社ハンクさんアラードさんの「整音」作業でパイプオルガンの最終移設は完了しました。当日は教会員のオルガニストも立ち会い、素晴らしい仕上がりだったということでした。開設時のオルガン演奏が楽しみです。神様の導きと様々な方々のご尽力に感謝します。昨日の「整音」の後、今後の工事もあることからオルガンは白い特殊な布で覆われていました。まるで「花嫁」のようでした。柏先生が英語でハンクさんと会話していました(写真下左)ハンクさんが「ヤー」と言っていましたが、オランダ語ではなさそうです。

オルガンにとって、ホコリ一つでも大変です。工事は1月中頃まで内装工事があります。ひとまず、空気が通るように特殊な布で覆い、新会堂の完成を待ちます。「花嫁」はひたすら待ちます。

入口上部角に、十字架を支える金具が取り付けられています。同時にライトアップ用の電源コードも備えられています。季節はまだ冬ですが、春は近いです。(写真下)

アドベントにはいり、蝋燭に1本灯がともりました。明日は移設したオルガンの「整音」を行い、最終仕上げをするそうです。今日は17時からクリスマス点灯の祈りを行いました。工事中の新会堂をバックに月が出ていました。「絶望、失望と悲しみの闇夜の先の灯り」と柏先生のメッセージがあり、旧会堂での最後のクリスマス点灯の祈りを終えました。

東側壁面は綺麗にタイル張りがおわっています。南側は作業中で30cm巾のタイルプレートをグレーのモルタルに作業員が貼り付けて加工していました。一方、内部工事の方は先日の見学時からあまり進んでいない模様です。各部屋には壁材が積み込まれ、今後内装の準備に入っているのでしょうか。

 

今日は午後、ライル社のウィリアムさんレーミットさんが帰られ、調律を担当する技師のアラートさんがすでにオルガン調律作業を行っていました。建築中の礼拝堂1階から見上げると金属のパイプが磨かれ、輝いた新品の様なパイプオルガンを見ることができます。(写真下左)1階にあったオルガンが新会堂2階に移設され、今までとはまた違ったフォルムに見えます。柏先生のお話におよれば、オルガンは床下とボルトで頑丈に固定され、後方の部分も壁、梁と直接接続されているとのことでした。(写真下右)今日の調整には教会員のオルガニスト外山姉も加わり、音だしを何度も行っていました。音色はいままで以上にホールに響きます。讃美歌の一節をチューニングのために演奏していましたが、響きが良く、今後の礼拝やコンサートがとても楽しみです。

頭にヘッドライトをつけたライル社アラートさんが電子チューナー機器を使いながら1つ1つ音を調整していました。オルガンはスコットランドのバグパイプと親戚なんでしょうか?そっくりな音も出していました。オルガン後部にはパイプが組み込まれていましたが、まだ、細いパイプが入っていませんでした。(写真下左)

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