秋空の見える今日、恵泉教会が属する日本基督教団の神奈川教区伝道委員の方々がいらっしゃいました。本来、月曜日は牧会されている方々はお休みの曜日だったと思いますが、新会堂建築の為に現地調査にいらっしゃいました。会堂建築に至る経緯、宣教の方針、資金面の計画等確認と建築状況を丁寧に見学されました。今後、教区支援金申請に対する許可が査定されます。祈ることにはじまり、祈ることで終わった今日の見学調査と話し合いは新会堂建築にとても大切な時間でした。

内部の工事も大分すすみ、床下張りができていました。各部屋の仕切りも以前よりわかるようになっていました。上右写真は多目的ホールと奥が台所になります。

礼拝堂の床には何度も話し合ったあの床暖房のヒートパネルがひかれていました。現在30%ほど床材を貼り合わせたところでしょうか。

見上げている写真はオルガンが移設される場所です。11月下旬に移設予定です。約1.3トンのオルガンを乗せる為に柱と建築材はかなり慎重に組み上がっている様子がわかります。

主日礼拝後、特別に会堂建築委員長の平野兄より工期予定変更の発表がありました。今まで「クリスマス礼拝を新会堂で行いましょう」と建築計画が進められていましたが、諸事情により遅れている事がわかりました。建築委員会でも「長く使用でき、丈夫な礼拝堂を建てるには焦りは禁物」との話し合いになり、本日の発表となった次第です。今後の予定としては年明け1月下旬と言うことです。なお、オランダライル社パイプオルガンの新会堂移設は予定どおり11月に行うことを計画中です。本日は会堂建築委員会の最初に建築士三村さんの案内で工事中の内部見学が行われました。

台風19号のもの凄い風と雨のあとの主日礼拝は、集う一人一人が無事を確認し合いました。全国的に広がった今回の災害にあわれた方々の無事をお祈りします。特に川崎市多摩川の決壊で同じく新会堂建築中の戸手教会の方々のことも祈りの課題でした。台風の為、昨日までに様々な対策がとられていました。金曜日は遅くまで工事作業が行われ、写真下のような網を全ての外壁に取り付けたとのことです。また、内部に風が吹き込まないようにベニアを打ち付けていました。

今日の礼拝のお話しで柏 明史牧師よりこんなメッセージがありました。多くの困難を乗り越え、会堂建築がすすめられていることは大きな恵みです。それは同時に、私達にも「霊的な宮」が建てられいるのです。主日礼拝の奉仕者準備の前に「新会堂への祈り」は毎週捧げられています。神様によって建てられる会堂、そして教会の霊的な宮としての成長を感謝します。写真下は毎週祈られている9:30〜の「新会堂祈りのとき」です。

台風18号の影響で、先日の15号の時につづき現在の礼拝堂に雨漏りがありました。幸い建築委員長と柏先生とで水の除去ができました。12月完成予定の新会堂まで雨、風にはまだまだ用心が必要です。今日までの工事では、外壁のタイル張りの下地の準備がかなり進んだ様子です。また、室内の部屋の建材が沢山運ばれています。

台風18号が温帯低気圧になるというニュースが入る中、工事現場を見学しました。柏先生のお話しによると。入り口の頭上に設計上予定している十字架を仮に立てたところ、素晴らしい景観だったそうです。完成時にはライトが付き、夜でもライトアップされます。(下左写真の入り口頭上にそびえます)現在、外壁には防水シートが貼られ、これからはライトグレーのタイルをはり付ける予定です。タイルは外壁全面に貼ります。

室内では多目的ホール、台所等の床板の土台作りをしていました。礼拝堂の中に入ると、今までとは違い外部の音が入りませんでした。数日前には内壁材を1日かけて注入したとかで、建物全体に材料が入っています。遮音、断熱等すでに効果が出ています。