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オンライン礼拝の恵みと危険

「オンライン礼拝の恵みと危険」

2021年9月12日

恩師の島隆三先生が次のように語っておられます。「コロナが蔓延して教会の集会が今までのようにできなくなった。多くの教会ではオンライン礼拝が行われている。今までは「教会に集まってください」と言ってきたが「今は教会が各家庭に入り込んだ」という人もいる。或いは「今までは場所を共有していたが、今は時間を共有している」という人もいる。しかし「実に神の国はあなたがたの間にあるのだ(ルカ17:20)」と言われた主イエスの言葉に戻れば、一緒に集まることは教会にとって本質的なことなのだ。それを忘れてはならない。どうしても集まれない時も、安易に「オンライン礼拝ができるから」と言ってはならない。少なくともそこには大きな痛みがある筈だ。」島先生が言われているように、私たちはオンライン礼拝の恵みに感謝しつつも、それで良いと簡単に言ってはならないと思います。今は教会の本来の姿ではないことに痛みを覚えなければいけないのです。会堂での礼拝が再開されても、礼拝のライブ配信は続けます。その時、動画で見られるからと言って教会に来ることは必要ないと思ってはならないのです。聖なる御前で神様と交わることが礼拝の本質なのですから。