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K字型回復?

「K字型回復?」

2021年9月19日

コロナ禍は世界経済に大きな影響を与えています。しかしその影響は決して一様ではありません。日本の経済に関して言えば「K字型回復」をしていると言われています。Ⅴ字型回復という言葉はよく耳にしますが、K字型回復とはどういう回復なのでしょうか。Kという字が示しているように、上向きの矢印と下向きの矢印が交差している状態。つまり上向きと下向きに二極化している状態をK字型と呼ぶそうです。人々の移動を必要とする、飲食、宿泊、交通、サービス業などの「非製造業」は深刻な影響を受けて、下向きの矢印で苦しんでいます。一方「製造業」や、情報、通信関連業界は、コロナ禍にあっても上向きの矢印、つまり好業績を挙げています。こういう状態をK字型回復と言うそうです。さて私たちの信仰生活はどうでしょうか。コロナ禍のために家に籠ることが多い。その機会を生かして今まで以上に聖書に親しみ、より真剣に祈り、礼拝の大切さを認識するという、上向きの矢印の状態でしょうか。それとも礼拝に集まれないために信仰が次第に弱まってしまうという、下向きの矢印の状態でしょうか。この時期をどう過ごすかによって、これからの信仰生活が決まっていきます。