MENU

方向転換の恵み

「方向転換の恵み」

2022年1月23日

16日の礼拝に恩師のS先生と奥様のS牧師が出席して下さいました。S先生は北海道大学理学部修士課程を修了され、東北大学工学部・金属材料工学科の研究室にて教授の助手として研究を続けておられましたが、神様からの召命を受けて牧師になられました。その時のことをS先生はこのように記しておられます。「なぜ私が牧師になったのか。研究に行き詰まって教会に逃げたのか。確かに研究は行き詰まっていた。だから答えはイエスである。しかし生意気を言えば、研究に行き詰まったおかげで「神から与えられた生涯」に導かれたのである。これは私にとって何にも換えがたい幸いなことであったと感謝している。」S先生が東京中野のK教会の牧師をされていた時、ホーリネスの群の分裂騒動が起きました。S先生はそのさ中、香港日本語教会へと転任されました。この時も一部の牧師から「逃げた」と批判されました。S先生はその批判を謙虚に受け止めつつも、「逃げたと言われればその通りだろう。しかし私は良い方に逃げたのである」と言われています。良い方に逃げる。それを「方向転換」というのだと思います。神様はそのような方向転換の時を一人一人に用意されておられます。

「最強のガイドランナー」

2022年1月16日

昨年開催されたパラリンピックの女子マラソン視覚障がい部門で金メダルを獲得した道下美里選手は「このメダルは志田さんに上げたい」とガイドランナーの志田淳さんの首にメダルを掛けていました。ガイドランナーと選手は一本の絆で繋がって走ります。でもガイドランナーが選手を引っ張ったり極端に前を走ったりして、選手が速く走ることを助けることは禁止されています。「10m先に45度の左カーブがあります」というように具体的な走路の状況や給水所の位置を知らせるのが主な役割です。ガイドランナーは選手のフォームを崩さないように注意し、走るペースだけでなく呼吸までもぴったり合わせるようにしながら共にゴールを目指します。私達も信仰生活というマラソンを主イエスという素晴らしいガイドランナーと共に走っています。このガイドランナーは人生という道の状況や休息場所を教えて下さり、折に適った御言葉で励ましを与えて下さいます。様々な愛の配慮をしつつ、呼吸さえもぴったりと合わせて下さいます。このガイドランナーに信頼しその声に聴きつつゴールを目指して走っていきたいと思います。そしてゴールでは金メダルをその首に掛けさせて頂きたいと思います。

「伝道を楽しむ」

2022年1月9日

1月2日の聖日礼拝で説教をしていたちょうどその時間に、教会のすぐ近くにある海辺の国道を箱根駅伝のランナーたちが走っていました。そのタイミングに合わせて、「私たちクリスチャンは駅伝ランナーのようなものです。代々の聖徒たちが命懸けで繋いでくれた福音のタスキを、次の世代に引き継ぐのが私たちの使命です。もし私たちがタスキを引き繋ぐのを止めたら、そこで福音宣教というリレーは途絶えてしまいます。ですから私たちはこの務めを決して止めてはいけないのです」、と語らせて頂きました。後から振り返ると、この説教の言葉には何か悲壮感が込められているように感じました。しかしその後、テレビで駅伝のニュースを見ましたら、走り終わった多くの選手が「楽しかった!」と爽やかな笑顔で語っていました。そこには悲壮感はありませんでした。それを見て思わされました。伝道とは、本来、楽しいものである筈なのだ。悲壮感をもって福音を宣べ伝えても人の心には届かない。伝道とは福音のお裾分けです。そして福音とは「喜びの知らせ」です。そうであれば喜びの知らせを届けることは楽しい筈なのだ。駅伝のランナーの爽やかな笑顔を見て改めて教えられました。